なぜなにオリ急'88

一応まとめ。

Q.スケールは1/160なの?

A.当初アナウンスされていた「1/150と1/160の中間スケール」や「日本型Nの環境に合わせるためにデフォルメする」ではなく、1/160スケールとなっている模様。ただしリバロッシなどの海外製品と長さがあっているということだけで実際は不明。仮にデフォルメされているとしてもほぼ違和感はない。両端のオニ23とマニ50は1/150スケールでオニ23は同社のナハネフ23と、マニ50についてはトミックス製のものと比較して全長から高さまで同じ。

Q.カプラーポケットが今までのKATO製品と違うけどどう違うの?

A.従来のアーノルドカプラーポケットと違い、ポケットにナックルカプラー用のピンがあって首振り機能がついている。アーノルドカプラーもEF58初期型小窓茶(3055-1)以降の製品に付属する解放用ピンが省略されたタイプ。

オニ23とマニ50に取り付け可能なナックルカプラーはかもめナックルと同型のものが付属。

かもめナックル、USAナックルが取り付け可能。

Q.中間のカプラーは交換可能なの?

A.カプラーポケットは全て同一仕様なのでかもめナックルカプラーやUSAナックルと交換可能だが、幌が分厚いのでナックルカプラーに交換しても連結はほぼ不可能。カプラーポケットが特殊なのでカトーカプラーNなどの取り付けも無加工では無理、というか無意味。

ナックルを取り付けてもご覧の通り。USA限定のロングシャンクを取り付けてもカーブ通過では支障が出る可能性有り。

Q.アーノルドカプラーが垂れ下がってるけど自動解放の危険はあるの?

A,垂れ下がっているのは、ポケット内のバネが歪んだ状態でカプラーを押しているものと思われるが、ポケット先端には下垂防止用の出っ張りがあるので連結はかなり強固にされること、上の幌が押さえになる形になるので連結状態はかなり安定しているので垂れ下がっているように見えても大丈夫。それでも心配な人はバネを抜いて入れ直すか交換するかで下垂は解決出来る。

Q.他社製のアーノルドカプラーを装備した釜に牽引させると自動解放しちゃうんですけど

A.トミックスの一昔前の台車マウント式Mカプラーの釜や現行のMカプラー式のアーノルドカプラーとオリ急用のアーノルドカプラーは相性が悪い模様。オリ急側のバネの調整か、双方のカプラーをナックルカプラーに交換するなどの対策が必要。トミックスの現行品の釜はTNカプラーのホルダーを分解すればほぼ無加工でかもめナックル化することが可能。またはオリ急側のオニマニのカプラーをTN密自連に交換してTN密自連で統一する手もある。ただしカプラーの自動解放は線路状況などの複合的な要因が重なって発生するので必ずしも製品側に不備があるとは言えない。

Q.オニ23ってナハネフ23の旧製品の金型を再利用してるってホント?

A.確かに旧製品に似ていますが、新規に金型を作ったようです。

旧製品・現行品・オニ23の並び。似ているけど窓周りは全然違います。

オニ23とナハネフ23旧製品の屋根。旧製品は少し長いんですね〜。