オリエント急行'88入線

遅れましたが今年最大の目玉、オリエント急行'88が入線しました(´ー`)。買ってからしばらく家で眺めたりして悦に入ってましたwww

とにかくスゲェ。ディテールもクッキリ、心配されていた塗装も万全。今年上半期はばんえつ物語新塗装の件であまりいい製品に恵まれなかったKATOですが、これで汚名返上といったところでしょう。常にNIOEクラスのクオリティを保て! とは言いませんがw

もちろん、基本と増結を購入。

NIOE急客車の縮尺は当初言われていた1/150でも1/160でもない中間スケールということでしたが、実際にはどうやら1/160らしい。ただし両端のオニマニは1/150なのでマニ50とNIOE客車の屋根高さがほぼ同じ。実写はマニ50の方が屋根が低いですね(´ー`)。

カプラーは中間はアーノルド、両端のオニ23とマニ50は付属のかもめナックルを装着。ちなみに中間にもかもめナックルを装着可能となっていますが、幌が邪魔して連結は不可能です。
釜に付属するカトーカプラーアダプターのロングシャンクを組み込めば連結できないこともないかも知れないですが、あまり実用的とは言えません。

そのカプラーポケットは今までにないもので、かもめナックル装着時には付属の蓋をつけなくてもいいようにピンが入っています。
アーノルドはEF58かもめ牽引機や3020-4改良品に付属するアーノルドカプラーアダプターと同一。台車マウントですがかなり首を振る事が出来ます。スケールが1/160準拠になったのは、カプラーポケットを改良して首振りできるようにすることで日本型Nの環境に適応させてカーブ通過を可能としたのでは? と勘繰っていますw 

KATOのサイトに載ってる見本ではアーノルドカプラーが垂れ下がっていて、手元にあるのもオニ23とかが垂れ下がって見た目不安だけど、カプラーポケットに下垂押さえがあるのと幌もあってそれが押さえとなってかなりしっかり連結されます。少なくともテストラン時には自動解放という事態には陥りませんでした。

それでも不安な人は台車を外してバネを調整するといいでしょう。垂れ下がっているように見えても機構上は全く問題ないと思います。

台車はTR47ですが、客車が1/160なので同じKATO製のスハ43系のものと比べるとこちらも小ぶり。材質は塗料を乗せるために替えたという力の入れよう。この技術が後発製品にフィードバックされるといいっすね〜。

隠れ目玉のマニ50はトミックス製と同じ長さ同じ高さ同じ窓位置w こら一般型の発売が楽しみですな。

貸しレでのテストランでも異常もなく走ってくれました。いやぁ食堂車のランプがいいね〜。隣にいたお子さん*1が「横須賀線だー」と言った時にはさすがにずっこけそうになりましたがw 

とにかくイイヨイイヨー。20年前の来日時に思いを馳せながら走らせています(´ー`)。

*1:この子供はDD51を走らせていたのだけど、DD51を「文鎮」と呼んでいた辺り、只者ではないw