来年、能登・北陸廃止へ

ある程度予想されていたことでしたが、いよいよ上越・北陸系統の優等列車にも大胆なメスが入り始めたようです。

能登に関しては681系で置き換えるという希望的観測もなされていたようですが、首都圏で運用したことのない車種を走らせるのは難しいのと、683系で押し出されたとはいえ西日本にとってはまだまだ第一線で使える車両を急行格下げにするのはためらわれたのかもしれません。

北陸は利用者が多く、石川県地元の有力議員のために残してあって能登が廃止されても北陸は残るという説もあったのですが、西日本持ちの能登と東日本持ちの北陸で車両使用料を相殺していたので、能登が廃止になると自動的に北陸も…といった具合。

北陸新幹線開通まで存続するという話もありましたが、やはり今年の不況も影響しているのかもしれないっすねぇ。こうなってくると、北海道新幹線開通まで残るだろうと言われている「北斗星」「カシオペア」も決して安泰とは言えなくなってくるわけで、来年以降も夜行列車の廃止は歯止めがかかりそうもなさそうです。