スーパーはやぶさ、団体用寝台列車編成完成のお知らせ

〜承前〜

自由形寝台列車を一度作ってみたいなぁ、という考えは以前からあって、色々と種車を物色していたのが二年ほど前の話(´・ω・`)。

最初は従来のブルトレ編成の最後尾に一両だけ展望ラウンジカーを連結して、アメリカによくあるような「プライベートカー」のような、色々なブルトレお座敷列車に連結しながら目的地を点々とする車両を考えていました。

種車TOMIXのサロンエクスプレス用スロフ14もジャンクで手に入れて、さぁいよいよ塗装変更しようと思った矢先にKATOの24系富士が出て、以前、ジャンク再生品を中心にTOMIX製で揃えたブルトレ富士編成が余剰となることから、じゃあこれ使って自由型寝台特急を編成で仕立てちゃおう、ということで、展望車一両だけから一転、編成仕立てとなったわけです。

さらに欲をかいてもう一両、カルテットな寝台車が欲しいということでユーロライナーのオロ12もジャンクで手に入れて、これをブルトレ色に塗って編成のアクセントとしていますw

もしこんな寝台列車が九州行きブルトレであればよかったんでねーかな、という想像の産物です。

西鹿児島側には当然、電源車が位置します。カニ24512。見ての通り、青函トンネル対策版の500番台の続番で、渡道能力を有した電源車という設定ですゾ〜。

このカニ24は一年ぐらい前にKATOのゆうづるに連結出来るように改造したジャンクのカニ24が元です。KATOからも富士編成で銀帯カニ0番台が出たので、その存在が微妙となったことからKATOゆうづる編成から解かれて再塗装の上、スーパーはやぶさの電源車として再起したというわけです。

テールマークを囲っている白部分を省略しています。

電源車の次にくる1号車は当然オハネフ25。しかしただのオハネフ25ではなくオハネフ25700番台。B寝台カルテットです。元が200番台なので方転も可能。主に食堂のコックや給仕、バーテンダーが休むスタッフカー的な要素もありますがもちろん一般客も乗車可能です。

これもジャンク再生品のオハネフ25200ですw ずっと前にJNMAで買ってきて再塗装したものです。ナンバー変えてないのよねw 本当は編成内に緩急車は入れないでいこうと思いつつ、電源車に次位には緩急車だろ? というお約束を踏むためだけに入れましたw

2号車はオハネ25700番台でカルテットII。二人利用からは二名分の寝台料金で利用可能という料金設定なんてどうなんでしょ? 

これは当鉄道唯一のオハネ250番台ですが、TOMIXからリニュがかかるので心置きなく潰しました。といってもナンバーを701に変えただけです。

3号車はオハネ24750番台。ロフトツイン寝台車。一人が下階、もう一人が上部のロフト寝台で寝泊り可能なものです。一室につき二名が利用可でかつ、隣室とコネクトドアを開放すれば四名が利用可という設定です。ただしドア寄りの一室は個室のままです。団体や女性グループ客利用を狙って連結されています。

見ての通り、ユーロライナーのコンパートメントカー、オロ12です。実車も簡易寝台が備え付けられていたようで実情としてはオロネ12だったのだと思います。今思うとオロネ24でもよかったかなぁ? と思いつつ。

次の4〜6号車はオハネ251100番台。これは富士・はやぶさと同じ完全個室寝台。スーパーはやぶさにはこれが連続して三両連結されています。何故1100番台かというと、1000番台と異なり1000番台の設計を流用して完全新造されたから、という設定で。

このスーパーはやぶさ構想で唯一、新規購入した車両たちですw BMTN非対応型の2006年ロットは安く入手することが可能です。

7、8号車はオロネ25。独房と揶揄された0番台と同一ですが、こちらは1000番台に改番。室内も二室分潰して一室分にするなど、居住性を高めています。補助ベッド付きで二名利用も可能なんてどうでしょう。他の個室寝台と異なり電源サービス、衛星放送受信機能、LAN完備とかで差をつけたいっすねw

オロネ25のままで改番もしていません。

9号車はロビーカー兼シャワーカー。シャワー室を四室備えています。また飲料やアイス、菓子類といった軽食、サニタリーグッズの自販機を有し、隣の食堂車が満席の時はこちらでも食堂席として解放可能。

オハ24700番台ロビーカーのままです。ロビーカーのカウンター部分を潰してシャワー室が位置しているという設定で。

10号車はオシ24。見た目は100番台銀帯ですが700番台やスシ24並みのグレードアップをしています。北斗星と異なり事前予約制ではなく誰でも利用可能。満席時には隣車のオハ24やオハフ25での飲食も可。23時まで営業しつつ、厨房自体は隣車のオハフ25からの軽食需要に応えるために1時半まで稼動。

オシ24銀帯。食堂車は当初、うどんやそば、おでん、ラーメンといったジャンクフードを供する大衆食堂の白帯とフルコース料理を振舞う銀帯で二両連結も考えたのですが食堂車連結し杉www となってしまうので一両に落ち着きました。

オハフ25展望ラウンジカー。電子レンジ、冷蔵庫、アイスストッカーを備えたバーカウンターを有し、深夜2時までバーテンダーが酒やツマミを提供してくれます。一部軽食の調理は隣のオシ24で行って持ってくる方式で展望車自体も24時間解放されています。ほろ酔い気分で過ぎ去っていく車窓を眺めるのもオツなものではないでしょうか? ちなみに東京行きの時はEF66の顔をずっと見ることになってしまいます。出来れば方転したいところですが運用的に無理でしょうな。

TOMIXのスロフ14。この編成におけるハイライトです。しかしこんな展望車がもしブルトレに連結されていたら、ずっとここで過ごしてしまいそうだw

というわけで、ようやく「ぼくのかんがえたブルートレイン」が完成しました。といっても車番替えと塗り替えだけの寄せ集め編成ですがw