雑談

去年初秋頃に引越しをしてから多忙な時期が続いており、ようやく春頃に入ってから鉄道模型いじりが出来るようになりました。

その間、鉄道模型界でも色々な動きがあったようでそれについてつれづれと語ってみようかと思います。


まずは上でも取り上げているマイクロエース(以下MA)。つい最近も京王8000系の発売予定中止や、東武1800系最終型の品質がガバガバだったりと悪い噂しか聞かないメーカーです。

MAというと今までは印刷表記が良いなんて話も聞くのですが、自分が知る限りでは表記も微妙なものばかり*1で品質に関してはとてもいい加減なメーカーという印象しかないんですよ。
以前購入した鳥海の基本セットを買った時もスニ41の破損しやすさには閉口したクチですので、以後は余程のことでない限りは購入は控えるメーカーですね。評価できるといえばED46とマヤ34、今回のオシ16ぐらいでしょうか。

ここ数年のチャイナリスクの影響もあるんでしょうけど、それ以前から微妙な品質だったことを考えると現地でのクオリティ・コントロール自体がいい加減だったんじゃないんですかね…。

そんなこんなで生産を国内に移転するなんて噂も聞くのですが、今のマイクロエースは自力で金型を作れる程の技術力はないと思うので*2国内に移ったところでクオリティは果たして上がるのかという疑問も。

それに対して、そのマイクロエースの後塵を拝していたグリーンマックスですが待望の新動力ユニットの開発に成功したようで、ようやく巻き返しを図り始めたところではないでしょうか。
新動力採用第一弾はGM完成品シリーズでは初のJR特急型*3E653系ということでこれもマイクロエースだけで出している車両で、そこにあえて被せてくるというところに意気込みを感じなくもないと思います。

この動力ユニットの成否如何では、再びGMとMAの立場は逆転するのではないかと思っているのですがどうでしょうか。GMも完成品はMA並みに高いですし、新動力ユニットも価格面でも今までのものより高騰する可能性も孕んでいるわけですがMAとGM、同じ値段でこの新規動力ユニットがついてくるとしたらどちらを選ぶかと訊かれたら僕はGMを選ぶでしょうね…。
国内生産であること、直営店を介したアフターサービスの良さを考えるとGMに軍配が上がるのではないかと。

動力ユニットの分売がはじまればMAだけではなく最近やはり価格が高騰している鉄コレ動力も脅威になるのではないかと睨んでいます。

KATOについては飯田線シリーズからのスピンオフで鶴見線クモハ12と101系鶴見線セットが発表されたのですが、まさかKATOがここまでやるとは思いませんでした。
鉄コレでも17m級旧国と地方私鉄払い下げバージョンを出したことがありますが、鉄コレの近年の迷走ぶりから後に続かなかったことを考えるとありがたい限りです。

そもそも、東武8000系東急8000系京急1000系といった大手私鉄電車の定番形式は鉄コレではなくトミックスで出すべき車種だと思うのですがどうでしょうか。私鉄モノは売れない、冒険が出来ないので中途半端な鉄コレで出さざる得ないという事情もあるんでしょうけどもね…。

*1:旧客の形式や電略記号とかみると到底良いとは思えませんな

*2:アリイ時代から倒産した他社の金型を買い上げてるだけ

*3:Eキットですと国鉄157系があるので…でも157系は正しくは準急型なんですがw