作業日報・マイクロエース釜のカプラー交換作業

今日は懸案だったマイクロエース釜のカプラー交換に踏み切る(`・ω・´)シャキーン

今までマイクロエース製のED92とEF610番台にはKATO釜に付属するカトーカプラーアダプターを使っていたのですが、アダプターを装備した場合、客車との連結時の高さにかなりズレが出てくる。アダプターに交換するのが一番簡単で手っ取り早いのだけど、見栄えは悪いし保線状況の悪い貸しレだと自動解放しまくりで困ったものでした。

なので今回は思い切ってかもめナックルに交換。かもめナックルは基部のコの字部分を少しだけ残して切除、可動部もゴム系接着剤をチョン付けした後サラサラ系の田宮セメントを少量流し込んでゴム系接着剤を溶かして固定した上で装着させました。
以前にもナックルカプラーに交換したことがあるのですが、基部のコの字部分に全切除したお陰で安定せず、自動解放しまくりでした。そこで今回はコの字部分を1mmぐらい残して切除することで板バネ部分との当たりを強くして安定させています。

かもめナックルに替えるだけで客車との連結時高さをかなり抑えることが出来ます。ただしED92の場合首振りがかなり厳しいので試運転するまでは気が抜けません。走行結果次第ではカトカプアダプターに逆戻りという可能性も(;´Д`)。

USAナックルのロングシャンクの方が首振りさせやすいかも知れませんが…。マイクロエースもそろそろ釜用のマイクロカプラーを出してくれないものだろうかと思う次第(´・ω・`)

続いてはEF55の2エンド側。以前はカトーカプラーのAタイプを仕込んでいましたがカトカプをそのまま装着すると連結高さがかなり高くなり、KATO製の客車と連結して走らせるとやはり自動解放が多発。このお陰でつい先日開業したばかりの横浜ポポンデッタの貸しレでは牽引走行が不可能という事態にw 

今回はやはりかもめナックルに交換。ナックルはそのままでは入らないのでカプラーポケット側を現物合わせで削って入れて、自動解放防止にためにかもめナックルに付属するピン蓋を上から被せています。これによってかなり安定した連結を保てます。蓋はそのままでは付かないので現物合わせでカットして被せて、なおかつ上のデッキに干渉するので出来るだけヤスリで削って薄くしています。あと首振りがまったくしないのですが、先台車が左右に動いてくれるのでこれといって問題はなし。

EF55は貸しレなどでの運転でも支障なくオリ急やスハ44系つばめ客車を牽引してくれましたが、EF61とED92は果たしてどうでしょうか。稼働率の低いマイクロエース釜も今年はじゃんじゃん走らせたい! と思います。