作業日報、GMオシ16&オユ10製作その5

完成(ヽ´ω`)。台車は以前、MODEMOのスハフ32の台車交換のために買ったものの合わずに放置されていたGMのTR23を流用。従って電暖付きの2000番台として製作しました。インレタも余っていたものから2005を選択。スプレーはGMカラーの青15号、屋根は田宮のシルバーリーフ。本当はアルミシルバーが欲しかったんだけど手元になくこれで代用w

オシ16はオシ17の姉妹形式で短距離急行列車において軽食類を提供するために作られた車両で、六両がスロ34やスハ32の台枠や台車を再利用して昭和37年に誕生。東海道向けの1〜3と、東北向けの2004〜2006の計六両が製造され電暖仕様の三両は電暖トランスを搭載して重量が嵩んだため、重量をオ級に納めるために台車は軽いTR23*1のままとされたようです。
東海道・山陽・九州仕様は蒸気暖房で重量のかかる電暖トランスを搭載しないため、乗心地はいいけど重いTR47を履き替えられています。オシ17に比べて少数派で旧型客車の改造名義で済ませたのは製造時にすでに急行列車への食堂車営業の縮小を見据えていたとも言われているようです。

東海道仕様の兄弟やオシ17と共に各地の急行列車に連結されて活躍していたものの、北陸トンネル火災事故をきっかけにオシ17と共に使用停止。翌年には全車廃車。10年の短い活躍でした。

特徴的な窓並び。オシ16は中央部分に調理スペースとカウンターが置かれていました。おでんや熱燗などを出していたようです。

東海道系統では「銀河」「さぬき」「瀬戸」「彗星」東北系統では「十和田」「北斗」「北上」に組み込まれていたようで、比較的短距離の急行列車に連結されていたのが特徴です。

反対側。今回、Hゴム窓の表現を塗装削ってプラ地を出すことで表現してみたのだけど、イマイチ(ヽ´ω`) 。

オユ10も完成(´ー`) 成形色が青なので塗装は比較的楽ですね。

*1:種車のものをそのまま使用したと思われる