EF58特急色後期仕様? 完成

KATOのノーマル仕様とどこが違うかなぁ?

それは台車が灰色ではなく黒です! 特急色は改造当初、台車が私鉄電車のように灰色でしたが運用されていくうちに汚れてしまい最後は真っ黒に塗り潰されたそうです。二両目の特急色は先輩の115号機と個体差をつけるためにこれを再現してみました。ASSYの台車を使えばお手軽に再現できますが…だがしかし、台車と先台車をASSYで揃えると下手すると中古でもう一両、ゴハチ特急色が買えてしまう程の値段になってしまうのでこれは現実的ではないですw 
しかもゴハチ特急色のアンデンティティであるはずの先台車端バリに装着されたカニパン操作用ジャンパ栓がついてこない。これはマズい。

では黒に塗装するとなると、台車の材質である軟質プラに普通のプラカラーは食いつきが悪く、乾いた後で塗膜が剥れてしまいます。特に稼動部が多く手を触れる機会の多い箇所で、すぐに塗料が剥れて下地が覗いてしまうことでしょう(;´Д`)。

しかし最近はミッチャクロンマルチという軟質プラにも効く強力なプライマーがあるらしく、これを使ってNゲージの台車を塗装しているモデラーさんもいるようで、その真偽と効能を確かめるべくホームセンターに行って買ってきましたヨ(´ー`)。

ホームセンターでは1400円ぐらいで入手できます。台車は台車枠を取り外して、また先台車もパーツ単位でバラしてミッチャクロンマルチを吹き付けて、20分したら今度はMrカラーのつや消し黒を吹き付けます。

台車バラシはギアボックスと台車枠を止めている両端の爪をマイナスドライバーで丁寧に外してやれば、簡単に外せます。ギアボックスは塗らなくてもオッケーではないでしょうか。

で、塗装を終えて再組立。下地塗料無しで直接塗料を吹いた場合、この時点で塗料が剥れてきますね。けどミッチャクロンマルチで下地処理した場合はそんなことは全然ないです。普通の黒成形のプラパーツを組み立てる感覚です。もっとも塗膜で多少組み付けが変化しますが、ゴハチの台車にはボス部分がないので精度に問題はないでしょう。

ちなみに先台車の端バリパーツを飛ばして無くすというお約束展開をしたのはナイショです。・゚・(ノД`)・゚・。 幸い、後で見つかりましたがw

試運転でも異常無く滑らかに走行してくれました( `ー´)。148号機ははくつる東北線普通列車などを牽引してもらいましょうか…。