トミックス製機関車にKATOのナックルカプラーを取り付けるのこと

先日のエントリーでid:ms99さんより質問があったので自分流による、トミックス釜のカプラー交換をここで簡単にご紹介に預からせていただきますm(_ _)m

ちなみにうち流のやり方はいい加減でズボラ、今のところ自動解放という場面にはぶち当たってはいないのですが路線の状況によっては自動解放などのトラブルも出てくる可能性や、自動連結やアンカプラー機能が失われるので、工作精度を上げたいんじゃあ〜という向きにはカプラー交換のプロフェッショナルのブログを参考にしたり、他にも色々な方法でトミックスの台車マウントカプラー釜のカプラー交換をしている方もいるのでそちらも参考になると思います(ヽ´ω`) 。

マイクロエース釜のカプラー交換に比べると多少面倒臭いですね。ボディマウントタイプはホルダーを分解→カトカプorナックルを仕込むだけで簡単なのですが(;´Д`)。

まずはKATOのかもめナックルをこのように加工します。コの字部分を切除して、そこにトミックスのMカプラー用マグネットをゴム系接着剤で取り付けw 
弱点はこれで可動部分が潰されて開放機能が失われてしまうことですが、連結相手のナックルカプラーが動作すれば大丈夫。

次に使うのはTNカプラー密自連Mカプラー交換用のカプラー止めパーツ。台車に先の加工したカプラーを仕込んだ後これでカプラーを止めます。この流れはTN密自連Mカプラー交換用と同じです。

完成。これで当鉄道ではEF15、EF30、DE10、DF50のカプラーをナックル化させることに成功しています。ただしDF50はカプラーポケットが広くがたつきがあるので、結局ゴム系接着剤で基部を接着させて固定しています。マグネットの意味がないっスねww なのでマグネットの代わりにプラ板を加工するとか、EF66用ナックルカプラーを使うなどの方法もありかもしれません。

スカートの開口部がなんともですが、アーノルドや密自連TNよりかは実感的です(´ー`)。

カプラー神ブログでお馴染みの高さ確認www 車種によって多少ばらつきがでます。気になる人はプラ板をポケットの底に敷いて底上げしたり、カプラー下部を削ったりして調整だっヽ( `Д´)ノ 。ちなみにEF15は多少低いです…。

去年再生産されたEF15*1もこうしてナックル化。アーノルドのMカプラーは元々台車に固定されているカプラーなので、多少強引なやり方でも通用します。極論すればゴム系接着剤で固定して後は牽引時に被牽引側の重量でカプラーが引っこ抜かれないようにTN密自連Mカプラー交換用に付属する蓋パーツを取りつけてやればいいのですね。

*1:EF15の場合、EF66用ナックルを仕込んでいてマグネットは取り付けていません