10000系貨車最終章

正月も過ぎてようやく日常が戻りつつありますがいかがお過ごしでしょうか。今年の正月は飛び飛びの休みでところどころ仕事が入っていたのですが概ねのんびりと過ごせました( ^ω^ )。そして、その間に当鉄道に新たな車両がやってきましたw

そう、2013年一発目の入線はTOMIXのコキ10000です!( ^ω^ )

コキ10000は昔、KATOのものを持っていましたが、今回は少々値は張りますがTOMIXで。やはりコキフのテールライト点灯とコンテナ脱着可能なのが良いですな( ー`дー´)。

ただしTOMIXは四個積み改造後を再現していて、コンテナの間隔がスカスカな印象となっていますが、昭和50年代であればむしろこれでなければなりません…。

コキ10000はコンテナ無しを六両、コンテナ付きを二両購入して、KATOのワキ10000と併せて最低限の編成を構成出来るようになりました。

カプラーは当初、実車に即したTN密自連にしようかと思っていたのですが、オーバーハングが短いためにいざ取り付けると車間短縮が出来ないようなので、今回はちょっと工夫してKATOのEF66ナックルを加工して取り付けています。

どうやって取り付けたか? というのは、66ナックルのピン穴部分から後ろをニッパーで切断した後、ハンダゴテで切断面を少しづつ焼き潰してシャンクを固定させてから、ヤスリで尻部分を整えてからカプラーポケットに入れています。ポケットに入らない場合は入るまでヤスリで削るなりハンダゴテで溶かして縮めます。

この場合だと車間距離の短縮が図れます。その代わり自動連結は出来ませんが…カプラーポケット内を削ってTNカプラーのコの字パーツを嵌める手もあるのですが、今回は少し趣向を凝らしてみました( ^ω^ )

具体的な加工例は次回の更新で詳しく紹介したいと思います。

もちろんコキフ10000も入線しています。今回は一両だけでw 10000系貨車だけで組成して高速走行をする場合、最後尾は必ずコキフorレムフの10000を連結してターミネートしないといけないらしい…!

こちらもカプラーはナックルですが、車掌室側は最後尾に出るので腕部分を尖らせて密自連っぽくしていますw

コンテナはコキ10000共々、KATOのコキ50000から捻出したC20/21コンテナを装着しています。コキ10000系はC20系列で統一させようかと思ってはいますが…。

ちなみに去年再生産品なので初回品にあったらしいフレーム部分の曲がりは改善されています。

車掌室。青15号の塗装が鮮やかですなぁ(`・ω・´)

KATOのコキフ50000と比べてみます。従来はコキ/コキフを含めた10000系貨車はKATOの独断場、コキ50000系はTOMIXの独断場でしたがそれぞれお互いに競合品を出し合っている状況です。もっともKATOのコキ10000系シリーズは初心者コース製品なのでTOMIXとは比べ物にはなりませんが…。

それにしても車掌室部分はほとんど変わらない造形です。

コキ10000系は10フィートコンテナ全盛期に設計されたのでコキ50000よりも短いですね。三個積みもいいですが10フィートコンテナ四個積み時代も欲しいものです。

デッキ側。これもKATOもTOMIXも同一クオリティです。

そして高速貨物には欠かせない名脇役、ワキ10000ですだ。こちらはKATOのロングセラー。そろそろ販売40年は経過する製品ですが現在でも充分通用するクオリティです。多分、他メーカーが出してもKATOと同一構成&クオリティになることでしょう。

ワキ10000は以前、ワキ50000を製作した時にも購入していますが出戻りの時に一両、去年辺りにジャンクを一両購入して二両が未改造のまま残っていたのでこちらを動員して連結。ネット上の写真を見てみると8両ぐらい連結されているので、後はこの安いワキ10000を増備して水増ししようと思ったらどこの店にも無いので四月の再生産を待つことしますw それにしてもワキ10000、人気商品すなぁ( ゚д゚)。

ワキ10000は釜の次位にまとまって連結されます。写真だと大体ワキの群れの後にコキフ以下がセオリーらしいのですが、例のごとく写真によってはワキの後に直接コキが来る場合があるので、今のところコキフは一両で充分ですw

ワキ10000はコンテナに搭載出来ない長尺貨物や小口需要の貨物を載せるための車両です。実情としてはワキ1やワキ100で構成された急行便からの移行需要を満たすための車両だったんでしょうね。ちなみにコキ5500にはワキ5000、コキ50000にはワキ10000から改造されたワキ50000がそれぞれ対応して小口需要を満たしていました。

ちなみにコンテナはKATOのコキ50000付属のC20/21コンテナの余剰品を載せています。コキ50000編成はTOMIXのコンテナを多数積んでいるので、余ったコンテナをコキ10000に積むことで安いコンテナ無し仕様を購入出来、コストも削減出来るという一石二鳥というわけですなwww 今回のコキ10000大量導入が出来たのは安いコンテナ無しを買ったからでありますw

後はもう一両、コキとコキフが欲しいところですが、これは地道に集めていこうと思います( ^ω^ )。EF66に似合う国鉄時代の貨物列車も佳境に近づいています!